アポリカ!通信 2024年5月:『Live @ Apollo Theater』

 アポロン英語塾の板橋区役所前ジムをオープンして、3ヶ月余りが過ぎた。新たなコンセプトと地域で、幅広い年齢層の方々が通って下さっている。学生だけでなく、社会人やシニアの方まで勢揃いした(Thank YOU🙇‍♂️!)。

 年齢層や目的に合わせてどんな指導をしているか、ダイジェスト的にご紹介したいと思う。いままで小学生から高校生までの指導についてはそれなりに発信してきたので、今回は大人の英語の学びについて書いてみようと思う。

 まずは大学生。板橋区役所前ジムでは、大学生の姉妹YさんとSさんがペアで通ってくれている。しっかり者のお姉さんがマイペースな妹さんをリードしながら、英検準一級合格と英会話力アップの為に頑張っている。課題は特にアウトプット、つまりスピーキングとライティングで、トピック毎に必要な用語や概念、フレーズなどを使いながら身に付けている。仲睦まじい姉妹なのだが、ディベートとなるとお互い負けたくないのか、一番近しい関係だからなのか、やけにムキになるのが微笑ましく、毎週楽しませてもらっている。お姉さんは英語と社労士試験の勉強にも熱心で、自習室をよく活用してくれている。アロマは女性にも好評だ。

 医学部合格を目指す既卒生もいる。レッスン以外に、自習室を週2回ほど利用している。元々学習力が高いのが強みなのだが、午前中はジム近くのカフェで自習して、午後にジムに来て6~7時間ほど勉強している。自習室の一番奥のスペースが、いまは彼の『指定席』になっている。たまに聞こえてくる音読の声を聞いて、中学生が「あの人、英語上手だね」と感心していた。日々のトレーニングの結果、益々速く読めるようになり、さらに各テーマの背景知識も増えてきたので、文章を深く読み取ることが出来るようになった。甘いものが大好きで、自習の合間に、教室におやつがないかと目を輝かせている🍫👀が、手に取る前に必ず「もらっていい?」と聞いてくれる。

 次は、初めてTOEICにチャレンジする社会人のTさん。ご本人曰く、学生の頃は野球一筋の方で、英語も含めて勉学の方は然程得意ではなかったとのことだが、とても飲み込みがよく、アスリートでもあるのでトレーニングの意味や効果が解っている。社会人として忙しい日々を過ごしながらも、ジムならではのトレーニングメニューで、無理なく、限られた時間に集中して取り組んでいる。Tさんのみならず、大人になって学び直しを始めてみると、得てして『苦手』だと思っていたことがただの『幻想』だったことに気付くものだ。来月の初TOEICのスコアが楽しみだ。

 定年退職されたシニアの方も英語を学んでいる。学生の頃から英語は好きな科目だったそうで、今では貴重な筆記体でスラスラと書ける。こちらの提案するトレーニングメニューを積極的に取り入れて頂き、毎日1~2時間ほど学習する習慣も出来て、驚くほど英語力が上がった。最初は英語で言いたいことが瞬時に言えず、たどたどしい話し方だったのだが、2ヶ月経った頃からスピーキングとライティングが目を見張るほど上達して、大変感心した。エピソードトーク練習では、「1分間、英語で話し続けてみよう」と始めてみたら、何と20分間も話し続けてしまって、本人もビックリされていた😆 学びに年齢は関係ない、いつまでも成長はできる、と我々に教えて頂いている、有り難い存在だ。

 「必ず英語が使えるようになる」「検定などのスキル/スコアアップ」の両方を叶えられるジム。小学生から大人まで一緒に学べる「最高の英語ジム」と呼べるような社交の場(=コミュニティ)を思い描いてきたが、朧げながら輪郭が見えてきた気がする。鮮やかな青空の下、このコミュニティを少しずつ広げてゆこうと思いつつ…レッスン準備に取り掛かる。